100万人のクラシックライブ

こんにちは、井谷美智子です。

 

先日神戸で開催された“100万人のクラシックライブ”に、当教室のバイオリン講師みき先生が出演されました。

この“100万人のクラシックライブ”というのは…

 

赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる人の日常に、音楽の感動を届けたい。

ホテルロビー、商店街、駅ナカ、高齢者施設、学習塾、お寺、カフェ、古民家など、ピアノがないところには電子ピアノを持ち込み、行く先々をライブ会場に、街を行き交う人々や、そこで働く人たちが、想い想いに足を止め、心が通い合う場をつくりたい

 

このようなコンセプトの元に開催される演奏会です。

 

今回は三宮の東横INNというホテルのロビーにて。

 

ちなみにピアノは私ではなく、みき先生の音校時代の同級生で素晴らしいピアニストさんです。

チェックインカウンターのすぐ横のロビーに40席ほどが用意され、奏者とお客様の距離は本当に目と鼻の先。

 

一般の宿泊客も行き交う中、路上ライブにも似た演奏会。

 

こんな風にクラシック音楽を聴いてもらうのもいいですね。

 

曲目もしっかりしたクラシック曲の中に、よく知られている映画音楽などのポピュラーなものがほどよくまざって、知らない曲であっても心地よく聴ける内容と空間で。

合間に奏者のトークや質問コーナーなどもあって、お客様との垣根が限りなく低い、正にサロンコンサート。

 

通常、就学前の幼児さんはクラシックの演奏会場には入れてもらえないのですが、年齢制限なく出入り自由で聴けるのは音楽教育の観念からいって本当にありがたいことです。

 

乳幼児さんがプロの生演奏を気軽に聴ける場がもっとたくさんあるといいのに。

 

この日も、開場前からママと並んで一番前の席に座っていたのは年中さんの女の子。

 

彼女は1時間あまりの間、じっとバイオリンを見つめ熱心に聴き入っていました。

アンコールの楽しい曲での嬉しそうな笑顔が忘れられません。

 

この日彼女の中に芽生えたものは、もしかしたら彼女の一生を左右するものだったかもしれません。

 

もしそうだったら嬉しいなぁ。

 

帰り際、応援の意味を込めて募金箱に気持ちばかり入れさせてもらいました。

 

みき先生はこれから大阪神戸など関西をはじめ、愛媛や岡山など遠方の様々な会場でも、この“100クラ”に多数出演予定だそうです。

 

よかったらホームページを検索してみてくださいね。